2008年02月26日

イラク首相、トルコ軍撤退を要求・「越境作戦は地域の脅威」

イラク首相、トルコ軍撤退を要求・「越境作戦は地域の脅威」(NIKKEI NET)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080225AT2M2500E25022008.html
イラクが一応、主権を主張している。
中日新聞によれば、PKK側の死者はトルコ軍発表で112名となった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022401000579.html
この記事で、気になるのはクルド自治政府バルザニ議長が「トルコがクルドの市民や民間施設を攻撃すれば、大規模な反撃を開始する」と言っている点だ。

クルド自治政府が元々PKKを支持しているのであれば、あくまでゲリラ、テロ闘争の理由付けだが、そうでなければ、トルコに対するクルド積年の怒りが爆発するのでは無いかと恐れる。

クィネルの小説にも取り上げられていたと思うが、クルド人は常に少数民族としてイラク、トルコ、イラン、ソ連、アメリカの間で弄ばれて来た。そして、自立をしようとすれば、激しい弾圧を受ける繰り返しだった。そう言えば、青山の国連大学で難民として認定される事を目的にハンスト等々をしていたイラン人一家(と報道されていた)が、彼らも歴としたクルド人だったと記憶している。
取り上げられる事は少ないが、非常に身近にも存在する問題なのだと思う。

政治的、歴史的、宗教的背景を持った少数民族と政府の対立。例えば、中国でのチベットやイスラム教徒、ロシアでのチェチェン、イギリスではIRAの問題がパッと思いつく。私自身は、弱者が政府、権力を相手に戦う中で軍事力を相手とした「奇襲」と言う戦法としてのテロは存在してしかるべきだと考えている。しかし、その手法、目的、あるいは対象が過激化し、9.11のように一般人の大量殺戮を目的としてしまうケースは、「テロとの戦い」が正当性を持つ。決して、それが矛盾した考えだとは思わない。

ともかく、この紛争が早期に終わり、イラクの正常化の妨げとならなければ良いのだが。。。

posted by ぼへみあん at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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